骨董品の木の美しさと優しいぬくもり

骨董品の中でも時代家具はその木の美しさやぬくもりにあり、同様にさまざま木工品をインテリアにするなど需要が高まってきています。木の国といわれるだけあり、家具以外の日用品や装飾品にも素晴らしいものがたくさん残されているのです。骨董品好きが高じて家一軒を丸ごと古民家を解体利用して建てるひともいるなど、柱は梁などの主要な木材だけでなく、欄間や障子戸、板戸などいいものはどんどん再利用できます。 骨董品店ではこうした板戸や帳場の衝立などを扱う店もあり、古い商家の玄関の引き戸を丸ごと扱っているところなどあるのです。木材のいいものを手に入れることが困難な今、大きな建具でも需要は多くなってきています。板戸は旧家で使われていたものなどに彩色された絵が描かれたものがときどきあり、板の木目や絵の状態が良いものは高価の値で取引されているのです。木彫りや細工物の工芸品も需要はありますが、木工品で意外と価値が高いのがホウの木やこね鉢など生活道具類で、インテリアとしてディスプレイや物入れ、チェストなど新たな用途で使用できるので人気があります。